モデリング
Modoは業界最速のモデリングツールセットを備えており、高速で直感的なモデリング、柔軟なプロシージャルモデリング、優れたMeshFusionブーリアンツール、内蔵のスカルプティングツールが一体となり、他に類を見ない卓越したモデリング機能を提供しています。
ダイレクトモデリング
Modoのダイレクトモデリングツールセットは、ワークフローの効率と技術的な革新性で高い評価を得ています。最も一般的なモデリングの方法は、さまざまなツールを使って3Dビューポートで直接ジオメトリを操作することです。たとえば、キューブを追加してベベルをかけたり、エッジを移動させたり、ポリゴンを複製したり、変形させたりと、すべてジオメトリを直接操作して行うことができます。
プロシージャルモデリング
Modo 10で導入されたプロシージャルモデリングツールセットは、将来のモデリングに対応するシステムを提供しています。ほとんどのダイレクトモデリング機能も、強力なプロシージャルバージョンとして利用できるようになっています。製品のアップデートを重ねるたびに、プロシージャルモデリングはますます強力に進化しています。
UVワークフロー
面倒なUV作成作業を効率化するために、多彩な自動化オプションを備えた高度なツールセットを搭載。UDIMワークフローにも対応し、他の3Dコンテンツ作成ツールとは異なり、モデリングや選択のワークフローとシームレスに連携します。
スカルプト
Modoのブラシベースのスカルプトツールを使えば、直感的に形状を作成し、素早く細部を追加しながら、3Dモデリングであなたの創造力を自由に発揮できます。
レンダリング&シェーディング
OctaneRender、mPath、Default(レガシー)レンダラーの3つのレンダラーと豊富なシェーディングオプションにより、アーティストは高品質でフォトリアルな物理ベースのレンダリングや、アーティスト主導の柔軟なコントロールでスタイライズされたレンダリングを簡単に作成できます。
OTOY OctaneRender
OTOYのOctaneRender Primeバージョンにより、Modo 17.0でのレンダリングはさらに高速になりました。これにより、最速のモデラーと最速のレンダラーを一つのパッケージで手に入れることができます。OctaneRenderの登録方法についてはこちらをご覧ください。
Q100691: Modo 17でのOctaneRenderの使用方法シェーディング
高速で柔軟なレイヤーベースおよびノードベースのシェーディングシステムによりワークフローを効率化し、洗練されたリアルなマテリアルを簡単に作成できます。ドラッグ&ドロップのプリセットで、思い通りのルックを素早く作成したり、物理ベースのリアルなマテリアルが豊富に揃ったライブラリから選ぶことも可能です。
ベイク処理
ベイク処理しながらテクスチャの進行状況をリアルタイムで確認することができます。また、最終的なレンダリングを待たずに設定を微調整したり、サーフェスを変更したりすることができ、追加のツールを使用することなく、UnityやUnrealの標準に合わせて正確にベイクすることができます。
アニメーション&リギング
Modoは、今日の市場で最も革新的なリギングおよびアニメーションシステムの一つを備えています。Order of Operations (オペレーションの順序) に基づく変形システムと業界で実績のあるアニメーションワークフローを特徴とし、Modoのリギングおよびアニメーションシステムは、アセットを簡単かつ迅速に動かすことができます。
キーフレームアニメーション
従来の2Dカートゥーンアニメーションで発生する中割りの手間を省き、Modoが中間フレームを自動的に生成します。さらに、任意のアイテムをプロパティとして設定し、チャンネルを使って簡単にアニメーションを制御できます。
リギング
非破壊かつノンリニアなツールセットと完全に統合されたモジュラーワークフローを特徴とするModoの柔軟なノードベースのリギングシステムにより、複雑なキャラクタリグを簡単に作成、編集、管理、再利用することができます。
エフェクト
Modoでは、すべての要素がスムーズに連携します。パーティクルシステムとダイナミクスを組み合わせたり、他のサーフェスと同様にシェーディングされたジオメトリベースのヘアを活用したりできます。また、配列のような高度なプロシージャルモデリング機能を利用して、効率的なアセット作成ワークフローを実現できます。Modoのエフェクトシステムがあなたをサポートします。
パーティクルとダイナミクス
Modoのルールベースで演出可能なパーティクルおよびダイナミクスシステムを使って、説得力のあるダイナミクスシミュレーションを作成できます。リジッドボディやソフトボディ、プロシージャルシャッターと連動し、アーティストは短時間で説得力のあるダイナミクスシミュレーションを実現できます。
ヘアとファー
Modoでは、リアルなヘア、ファー、草、羽毛、その他のファイバベースのエフェクトを、実際のジオメトリとして作成、操作できます。これらは、シーン内で直接スカルプト、シェーディング、レンダリングが可能です。
カメラと投影ツール
Modoには、バーチャルカメラの作成やデジタルマットペイントのための高度なツールが豊富に揃っており、お好みのカメラタイプを選択できる広範な投影ツールを提供しています。
ワークフロー
Modoの高度にカスタマイズ可能なユーザーインターフェースと強力なソフトウェア開発インターフェースを活用すれば、クリエイティビティを阻害する制約から解放され、自由な発想で作業を進めることができます。また、ワークフローを最適化することで、優れたツールの真価を最大限に引き出すことができます。
プリセット
Modoのプリセットを利用すれば、作業をより迅速かつ効率的に行うことができ、繰り返し行うモデリング作業を避けることができます。作業をより管理しやすい部分に分割し、保存、共有、再利用が可能なアセンブリやプリセットを使って、再現可能なルックを作成できます。
コラボレーションとファイル入出力
Modoは、豊富なファイルフォーマットのサポート、アセット共有ワークフロー、完全なカスタマイズ性を備えており、制作チームが求める効率的なコラボレーションと個々の効率性を両立させることができます。
カスタマイズ可能なUI
Modoのユーザーインターフェイスは「フォーム」と呼ばれる要素で構成されており、これらはサイズ変更や表示・非表示の切り替えが可能です。F3キーを押すと、多様なフォームを表示して編集することができます。Modoには便利なフォームを組み合わせた使いやすい「レイアウト」が用意されており、ユーザーや開発者は、自分専用のレイアウトを簡単に作成し、保存することもできます。
ツールパイプ(カスタムツール作成)
Modoのツールパイプを使えば、特殊なモデリングツールや選択ツールのバリエーションを無限に作成し、ホットキーやユーザーインターフェースの他の部分に割り当てることができます。ツールパイプを使えば、Modoの強力なモデリングツールにフォールオフやアクションセンターを組み合わせて、ツールの操作感や見た目、ジオメトリに与える影響をカスタマイズできます。Modoの標準ツールをそのまま使うことも、ツールパイプを利用して自分のニーズにぴったり合ったカスタムツールセットを作成することも可能です。
スクリプティング
Modoは、Python、Lua、Perlによるスクリプティングを標準でサポートしています。ModoのTD SDKは、既存のPython APIに対してよりシンプルで直感的なインターフェースを提供し、テクニカルディレクターがプラグインを作成しやすくしています。TD SDKは、基本的にベースとなるPython APIをパッケージ化したもので、ModoのプラグインアーキテクチャのCOMセマンティクスを簡素化し、よりPythonらしいインターフェースを実現しています。