コンポジット/編集/レビュー .
ハイエンドなコンテンツ制作をサポートするツールエコシステム
コンポジット、編集、レビューはVFX/アニメーションパイプラインの根幹をなす部分です。Foundryのソリューションは、Nuke、NukeX、Nuke Studio、Hiero、HieroPlayerで構成され、このツールエコシステムにより、全てのデジタル実写とCGエレメントがシームレスに統合され、大規模なコンテンツを作成することができます。
パワフルなノードベースのコンポジット
スケーラブルなノードグラフに200以上のノードグラフを搭載したNuke、NukeX、Nuke Studioは、究極のコンポジットツールセットを提供し、あらゆるスケールと解像度で、多様なデジタルコンポジットの課題に取り組むことができます。
- 統合された3D環境とプロジェクトワークフローを使用して、詳細な2D/3Dエレメントを素早く配置
- ディープイメージコンポジットツールにより、コンテンツ変更時にCGエレメントを再レンダリングする必要性が低減
- 一連の機械学習ツールを駆使してニューラルネットワークをトレーニングし、独自のシークエンス固有のエフェクトの作成/適用が可能
効率的な編集タイムライン
マルチトラック編集タイムラインで複数ショットを効率的に管理できるので、複雑なシークエンスの再生/編集が行えます。
- 標準的な編集ソフトウェアに慣れたアーティストにとって、使い慣れた機能を備えた使いやすい編集ツール
- プロジェクトをプロシージャルにコンフォームして配布する機能により、エクスポート構造を効率化
- 業界標準のファイルフォーマットとSDIブロードキャストモニターをサポートし、最新のテクノロジーとフォーマットに対応
レビューセッションの強化
タイムラインを動的に作成し、Nukeエコシステム内でコラボレーティブに作業を進めることで、編集の流れの中でレビューを行うことができ、より効率的なレビューワークフローを実現します。
- Nuke Studio、Hiero、HieroPlayerとタイムラインをシームレスに共有できるので、すばやくレンダリングを再生し、効率的なバージョン比較が可能
- 複数のNuke Studio、Hiero、HieroPlayerのセッションを地理的に異なる場所で作業する複数のユーザーと同期させ、フッテージを共同でレビュー/注釈付加
- Python APIにより、ワークフローへのデータの取り込みがプロシージャルに行え、編集の流れの中でのレビューが可能
NukeユーザーにHiero Playerを無償提供
Foundry のデスクトップレビューツール HieroPlayerは、ショットやシークエンスの再生やレンダリングのバージョン比較がすばやく行えます。Nuke/NukeX のライセンスをお持ちの方は、Hiero Player年間サブスクリプションライセンスを無償でご利用いただけます。
業界課題への対応
-
ニーズに合わせて拡張可能
パイプラインを効率化し、コンポジットワークフローに合わせて拡張できる、柔軟でカスタマイズ可能なツールが豊富に用意されているため、複雑なプロジェクトにも簡単に対応できます。
-
これまでにないユーザーコントロール
アーティストに新しいレベルの技術的およびクリエイティブなコントロールを提供するよう設計された高度なツールセットを使用して、コンポジットとレビューのワークフローを強化します。
-
ワークフローの効率化
パワフルなマルチチャンネルワークフローによるコンポジットの効率化により、マルチパスレンダリングをシングルストリームで管理し、ハイダイナミックレンジ画像(HDRI)をネイティブに扱うことができます。
-
既存パイプラインに完全統合
Nukeは、PythonとC++ APIsを使用して、パイプラインのニーズに合わせてカスタマイズが可能です。さらに、Nukeは主要なオペレーティングシステムとOCIOのようなフォーマット標準をサポートしており、アーティストが一貫したカラーを確保できるよう、シンプルなカラーマネジメントプロセスを提供します。
コンポジット/編集/レビューソリューション
-
-
マルチショット管理/編集/コンポジット
Nuke Studioを使用して、マルチショット管理、編集、コンポジットを一つのアプリケーションで行うことで、プロジェクトの初期段階から最終納品までシームレスに作業を進めることができます。Nuke Studio詳細 -
-
個人アーティストのためのコンポジットツール
Nuke Indieは、高品質なビジュアルエフェクト制作を目指す個人アーティストのための究極のツールをお求やすい価格でご提供します。Nuke Indie詳細
Foundry製品の活用
-
リアルなモノクロ映像で1930年代にタイムスリップー『Mank/マンク』
Territory StudioによるNukeとバーチャルプロダクション技術を使用した Netflix『Mank/マンク』のリアプロジェクションシーン制作について。
詳細を見る -
スペインのVFX制作の認知を広めたEl RanchitoにおけるNukeの活用
大人気TVドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の素晴らしいVFX制作を手掛け、数々の受賞歴を誇るスペインのVFXスタジオ El RanchitoのパイプラインにおけるNukeの活用についてご紹介します。
詳細を見る
-
Micro Monsters: mighty next-gen immersive content in stunning 8K
Explore how Alchemy Immersive pioneered a five-part immersive series created for the Oculus Quest 2, featuring David Attenborough.
Read more -
Bait StudioにおけるHieroの活用
Bait StudioのVFXプロダクションマネージャー Lucy Lawson-Duckett氏に、パイプラインの一部としてのHieroの活用について話を聞きました。
詳細を見る
ラーニング
-
After EffectsユーザーのためのNuke
After Effectsユーザーのために作られたチュートリアル。Nukeの基本ワークフローをわかりやすくご紹介します。
詳細を見る -
Acesとカラーマネジメントの基礎知識
著名な映画監督でありVFXスーパーバイザーでもあるVictor Perez氏による、NukeにおけるACESを使用したカラーマネジメントの効率化について。
詳細を見る -
ディープコンポジティング入門
Nukeのディープコンポジティングノードセット、パイプラインでの活用法についてのチュートリアル。
詳細を見る -
CopyCat入門
CopyCatノードの機能と、ワークフローへの組み込み方について説明します。
詳細を見る